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カウリノのリノベーションが受け継ぐ「古さ」

2018/09/29

 
 

リノベーションというと「古さを活かしながら、新しい空間をつくる。」というイメージがあるかと思います。
分譲マンションのリノベーションを中心に提供しているカウリノも「古さ」を活かしてお部屋をつくっていますが、一般的なリノベーションとは概念が違うかもしれません。
カウリノでは室内の壁や床、キッチン、お風呂、配管は下の写真のように一旦解体し、全てを一新してお部屋をつくっています。

 

つまり、まっさらなコンクリートの塊の中に全く新しいお部屋をつくるイメージです。

 
 

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もしかしたらカウリノはリノベーションというよりは、マンションの中に新築をつくっていると言ったほうがピッタリかもしれません。

 

ではカウリノで活かす「古さ」とは何か?と言いますと、それはマンションの建築そのものと建っている環境、そしてその部屋から見える景色、流れる風、入り込む光です。
なので素材となるマンションのお部屋選びは建築構造の強度や管理状態に加えて、窓の位置や風通し、日当たりも見て慎重に行っております。
そしてその部屋の窓から外を観て、風を受け、光を感じながらお部屋をつくっています。after-min

 
 

出来上がったお部屋に、当初のお部屋の名残はありません。
それでもそこに流れる空気にはどこかあたたかさを感じます。