家族仲良く、風通しの良いお部屋
カウリノのお部屋をつくる時に最も大切にしていることがあります。
それは住む人が、どうしたら自分らしく幸せになれるかを考えて、お部屋に落とし込む作業です。
今回、紹介させていただくのは2LDKの家族向けのお部屋になります。
家族がどうしたら幸せな人生を送れるか想像した時に出てくる答えは非常にシンプルです。
答えは家族がいつまでも仲良く暮らせることだと思います。
ではどうしたら家族仲良く過ごせるのでしょうか?
昔のように個部屋も持たず、1つの部屋に家族が一緒に過ごせば、きっとにぎやかで楽しいとお思いますが、時にはプライベートな空間も必要でしょう。
近年そのプライバシーを重視して多くの部屋がつくられています。
こちらは今回のお部屋のリノベーション前の間取り図で、やはり家族間のプライバシーを重視したつくりになっております。
リビングと洋室がしっかり離れており、2つの洋室同士も廊下で隔たれているためしっかりプライバシーが確保されております。
家族とはいえ一人の時間は大切ですが、近年の家族のコミュニケーション不足の一因にお部屋の間取りがあるのではないか?と私たちは感じました。
破線と矢印は玄関から洋室までの最短の動きを表していますが、見ての通りリビングを介さずに洋室まで辿り着くことができます。
反抗期を迎えたお子さんをお持ちの方でしたら、心当たりある方もいらっしゃるでしょうが、学校から帰って来るなり家族に「ただいま。」も言わずに自分の部屋に篭るなんてこともあるでしょう。
少しでも家族間のコミュニケーションを増やすためには?と考えてつくったのがこのお部屋です。
思い切って廊下を無くし、玄関扉を開けた瞬間、LDKが広がる間取りです。
洋室にはLDKを介さないと入れない間取りになっており、自然と家族と「いってらっしゃい!」や「ただいま!」が生まれます。
玄関からダイニング、キッチン、リビングとひとつながりになっており、開放感がありながらも、真ん中のスクエアのキッチンがダイニングとリビングを間仕切っています。
リビングから玄関は繋がっていますが、キッチンの腰壁が適度なプライベートな空間をつくってくれています。
玄関からお部屋に入った瞬間、外の眺望が広がるため、自然の光と風が気持ちよくLDKを抜けます。
人、家族それぞれに適した間取りは違います。
だからこそカウリノでは、一人一人に合った幸せになれる間取りを追求していきます。
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